給湯器はライフスタイルにあうように選びましょう!

バスタブに浸かる女性の足とシャワーヘッド

給湯器は電気でもガスでも私達の生活をとっても便利にしてくれる道具です。ライフスタイルに応じた機種の給湯器を選ぶことで利便性や節約できたりします。このWebサイトでは【給湯器の基礎知識】についてまとめておきましょう。

電気給湯器は素早くお湯が欲しいときには最適です。しかし、コストがかかるのです。使う場合は注意をしましょう。ガス給湯器はお湯を涌かすのに時間がかかります。高い温度のお湯を沸かせますから、お風呂に入るシーンが多いとか、料理でまとめてお湯を使う場合には便利ですよね。

安全面では電気は漏電のリスクがあります。ガスはガス漏れでの火事のリスクがあります。給湯器の性能によって大きく異なります。古い機種を使わない限りは、それほど心配することはありません。

電気給湯器とガス給湯器とではどちらがいいのか比較してみましょう!

ふたつの扉

電気給湯器

電気で稼働する給湯器が電気給湯器。お湯を涌かすときに電気を使います。ガスを使う場合よりも火災のリスクを減らせるメリットがあります。いわゆるオール電化の場合は電気給湯器になります。ですが、ケースバイケースで漏電の危険性がないとも言えません。古い電気給湯器は長く利用しないほうがいいでしょう。買い替えを検討してください。メンテナンスも定期的にすることが重要です。

本来はガスでお湯を沸かすことを電気で肩代わりします。電気代が多くかかることもあります。ですが、お風呂を沸かす場合や台所のお料理でお湯を使う場合を考えたら、ガスよりも早くお湯を利用できるメリットがあります。素早くお湯が沸かせますし、節約を意識しておけば、それほどコストはかからないものです。ライフスタイルでそれほどお湯を使うシーンがないならば、最適ですね。

問題は消費電力が発生すること。節約を意識していても、しにくい面があるのは否めません。予めお湯の温度や量を考えておくと電気給湯器でも効率的に使えます。ガス給湯器と違って電気給湯器は温度設定ができます。蛇口をひねった瞬間に熱湯がでる危険性も軽減できるメリットがあります。

ガス給湯器

ガス給湯器はガスを使うだけではなくて、電気も使用するものもあります。また、電気をほとんど使用しないものもあります。最近、人気があるのは、電気も利用して温度調整ができたり、お風呂を自動で沸かせたりできるタイプです。

ガス給湯器の場合は、お湯を沸かす場合でも時間がかかります。タイマーの機能はとっても大事になるので、この部分は電気の力を借りるのです。料理でお湯と使う場合は、ガスは高温のお湯が用意できます。それでも電気よりは多少時間がかかってしまいます。

電気では安全装置が作動して設定できないような温度があります。しかしガスの場合は設定できます。高温のお湯が使えるのはガス給湯器の強みですね。ガスは使用していなければ漏れることはないです。電気給湯器と比べると節約できやすいのがメリット。コスト計算もしやすいです。

タイマーを使ってお湯を沸かす場合や料理でこまめにお湯を使う必要がないならば、向いているのがガス給湯器ですね。時間に極端に追われていなければ負担にならないでしょう。ガス漏れ警報器やメンテナンスも必要になります。

重い負荷をかけて10回を3セットするのと軽い負荷で連続30回するのでは、効率的に鍛えられるのはどっち?

回数に関しては、鍛えたりする筋肉によって違いますが、姿勢を維持するための腹筋などを鍛える場合は回数を増やすほうが効果的です。しかし、太腿・胸・腕などパワーを生み出したい筋肉の場合は10回を3セットに分けるほうがいいです。

連続30回するのは負荷が軽くなりますから、コレで筋肉をつけるのは効率が悪いです。初日のトレーニングでは1セットするだけでも疲労感が凄いです。しかし、継続してトレーニングを続けることで筋肉はついてきます。2セットから3セットしないと効果が感じられなくなりますので、基本は10回を3セットと覚えておくといいでしょう。

給湯器の配置形状について

ガス給湯器

給湯器の配置形状については主に下記の6タイプがあります。

  1. (1)屋外壁掛け型
  2. (2)屋外設置型
  3. (3)屋外浴槽隣接設置
  4. (4)屋内設置
  5. (5)PS設置型
  6. (6)PS扉内設置型

(1)屋外壁掛け型

マンションや戸建て住宅のベランダの壁に取り付けられているタイプです。給湯器の下から配管がでているのが特徴です。給湯器の下側に注目。配管を隠す配管カバーがついていたり、配管カバーが地面まであって配管が見えなかったりする場合もあります。給湯器の側面から配管がでていない場合は壁掛けタイプになります。

給湯器を取り替える場合は、配管カバーも新しいものに取り替えなければなりません。据置台がついている場合も給湯器の側面から配管がでていなければ壁掛けタイプになります。

(2)屋外設置型

地面やブロックの上に置かれているタイプで、主に一戸建て住宅で使われています。給湯器の側面から配管がでており、浴槽には穴が一つあいています。据置架台に設置している場合は新しいものに取り替える必要があります。

(3)屋外浴槽隣接設置

一戸建て住宅用で地面やブロックに置かれています。給湯器の裏側から浴槽に向かって配管が2本出ていて浴槽に穴が二つあります。

(4)屋内設置

マンション・一戸建て住宅・店舗などに使われるタイプで、FF式とFE式の2つがあります。
FF式は強制吸排気式とも呼ばれます。給湯器に内蔵されているファンで燃焼をさせるための空気も外気から取り込みます。排気ガスも外へ吐き出す方式で、給湯器の上についている配管は2本または2重になっています。

FE式は強制排気式とも呼ばれています。燃焼のための空気は室内から取り込みます。排気ガスだけをファンで外に吐き出すのが特徴です。給湯器についている配管は1本で給湯器本体に空気を取り込む窓のようなものがついています。

(5)PS設置型

マンションの玄関横にパイプスペース(PS)があります。この場所に設置されているタイプで扉はついていません。壁掛けタイプの給湯器を取り付けます。現在の機種のサイズによって取り付けることができる機種が限定されてしまいます。新しい機種が小さくなる場合は隙間を埋めるアダプターが別途必要です。

(6)PS扉内設置型

マンション横のパイプスペース(PS)に設置されるタイプで扉がついているものです。新しく取り付ける給湯器と排気の穴の位置が異なる場合はやっかいですね。扉に穴を開け直す必要があるからです。

ガス種を調べてから給湯器は注文しなければなりません

ピンク色のガスボンベ

ガス種を間違ってしまうと火災や不完全燃焼の原因になるからです。注文する前には自宅や使用場所のガス種が(1)都市ガスか(2)プロパンガスかを確認しましょう。ガスには2種類しかありません。

(1)都市ガス

自宅に中にガスボンベがなければ都市ガスでしょう。東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・京葉ガス・西部ガス・北陸ガスから請求書が来ている場合は都市ガスになります。

(2)プロパンガス

自宅の中にガスボンベがある場合はプロパンガスです。ガス業者から請求書が届いているでしょう。

追い焚きと追い足しの違いは?

給湯パネル

追い焚き

浴槽の中のお湯を循環させて追い焚きしますから、お湯の量は変化しません。

追い足し

追い焚きボタンを押すと、高温水が増えてきて湯量が増えるタイプです。

給湯器の種類は3つあります

3番ドア

給湯器はお湯が欲しい場合に不可欠な設備ですが、選ぶ熱源や種類によって騒音やスペースに気配りをしなければなりません。生活するご家族の人数や使用頻度やライフスタイルによっても違います。設置場所やコスト面も考えて選択するといいでしょう。

大きく区分して「ガス給湯器」「石油給湯器」「電気給湯器」の3種類です。ガス給湯器は狭い場所でも設置できます。石油給湯器はコストが安いです。電気給湯器は安全性の高さがセールスポイントです。オール電化の場合はエコキュートや電気温水器になります。

給湯機器は「給湯専用」「風呂専用」「両方」があります。暖房までできる多機能の給湯器もあります。ガス給湯器の場合は「瞬間式」もあります。瞬間的にお湯になって水道の圧力のままシャワーになります。

電気給湯器は貯湯(ちょとう)タンクに、一度水を蓄積してから、ゆっくりと加熱して涌かします。お湯を出したり止めたりしても温度のバラツキはありません。

最近は電気とガスのメリットをピックアップした「ハイブリッド式」が人気ですね。オール電化の場合は、深夜の安い電気量でおトクになります。しかし、昼間はやや広く設定されているのです。お子さまや高齢者がいる場合は、昼の電気量が気になるところです。

深夜に蓄積したお湯を使います。夕方に洗い物をしたりお風呂やシャワーを使ったりするとお湯が切れてしまう場合もあります。しかし、ハイブリッドの場合は一日中、お湯の量を気にすることなく使えるのです。電気の場合は暖房効率が弱いので、大量の消費電力が必要になります。その部分をガスで補うことができればエネルギーを有効に活用できます。震災などで停電になった場合でもガスだけでお湯を沸かすこともできるのです。

給湯器の号数ってどういった数字なのでしょうか?

様々な数字のパネル

給湯器のカタログなどを見ていると「号数」という言葉が並んでいます。これは出力を示す単位で10号から28号の号数が割り当てられます。10とか28の数字はどんな意味があるのか知っておきましょう。

水温プラス25度の熱いお湯を1分間あたり、どの程度(何リットル)出せるかという数字になります。給湯器の号数が10号ならば1分間に10リットルの熱湯・24号ならば1分間に24リットル出せると考えれば良いのです。給湯器の号数の数字が大きいほうがパワーはあるわけです。

給湯器の号数は大きくなれば価格も高くなりますから、私達は購入する場合に、適切な号数がどれだけなのかを知っておく必要があります。例えば、16号の給湯器ならば一人暮らしをしていて1年を通じて温かいシャワーを使える程度になります。ワンルームマンションにお住まいの一人暮らしならば16号で問題ないと思います。

ご家族と一緒に暮らしていて、シャワーを使いながら同時に食器などの洗い物をするならば20号以上の温水器が必要になります。一般的な目安としては4人家族の場合は24号程度の号数が良いと推薦されています。28号になると、かなりゆとりがある設備になりますが、給湯器のお値段も跳ね上がります。一般的な生活をしているならば、ここまでの号数は必要ないでしょう。

そして、給湯器の出力が高くなればなるほど購入価格が高くなるだけではありません。そのまま水道代金にも反映してきます。パワーが強くなりますので、たくさんお湯が出ますから、その分、水も必要になりますから当然、水道代の負担も増えてしまうわけです。

「大は小を兼ねる」的な発想をして大きい号数の給湯器を購入してしまうとコストパフォーマンスが悪くなります。普段から水道代が高くなってしまいます。給湯器は毎日使うものですから、ランニングコストになります。大切なことはお住まいの人達のライフスタイルに応じた号数の給湯器を選ぶことですね。

ご自分で号数のイメージが涌かない場合は、給湯器の購入を依頼する業者さんに相談してみるといいでしょう。そのときに号数の意味を知っておけば、理解も深まります。あまり、専門的なことは素人にわからない面もありますが基本的な知識を持っていて損はありません。知識があれば質問したいことも出てきますからね。

まとめ

水が滴り落ちる蛇口

いかがでしたでしょうか?

給湯器の基礎知識を色々な角度からご紹介してまいりました。家族でお湯を使う場合は、電気を使用したほうが利便性は増します。しかし、その分、費用がかかります。使い方に注意をする必要があるのです。ある程度使い方に気を付けることができるならば、ガス給湯器のほうが総合的に節約になりそうですね。